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画像診断科
Diagnostic Imaging
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CT検査(Computed Tomography)とはX線を360℃から照射して、体内の断面画像を撮影する検査です。レントゲン検査や超音波検査ではわかりにくい異常所見を、CT検査ではより鮮明に描出することが可能です。病気の早期発見から手術支援まで幅広く行うことができます。
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当院のCT検査の特徴
最新の80列マルチスライスCT
従来のCTと比較して、全身を迅速に撮影することができます。大型犬の全身撮影を数分で実施でき、麻酔時間を短縮させ、動物への負担を軽減できます。
同じ麻酔下での検査や処置
当院ではCT検査で見つかった病変に対して、その場ですぐに生検や処置が可能です。より正確な診断のために必要な組織生検や治療としての歯科処置など、同じ麻酔で実施することが可能です。
画像診断のセカンドオピニオン
院内で複数の獣医師による読影を実施し、診断の精度を高めています。また、他施設の画像診断医に読影を依頼できます。
各診療科と連携
当院では専門分野の診療科が多く存在するため、CT検査で専門的な治療が必要と判断された場合、迅速に専門性の高い治療を行うことができます。
CT検査の麻酔
動物のCT検査は、基本的に全身麻酔下で撮影を行います。そのため、麻酔前の検査を実施し、麻酔リスクを評価します。麻酔リスクが高い場合、麻酔専門医と一緒にCT検査を実施することも可能ですので、その子の状態に応じて相談させていただきます。
CT造影検査
造影剤とは画像にコントラストをつけて評価しやすくするための薬剤です。CT検査では細部まで評価するため、血管内に造影剤を注入し、特定の臓器を強調して撮影を行います。当院では二次施設と同様に全身造影後3相撮影が可能であるため、より多くの病変を細かく描出することができます。
CT検査の流れ
1.麻酔前検査
血液検査と胸部レントゲン検査で麻酔リスクの評価を行います。
2.お預かり
当日は絶食絶水で9−10時に来院していただきます。
3.CT検査
オペ準備室で麻酔をかけ、撮影の準備ができたらCT室に移動し撮影を行います。撮影終了後すぐに覚醒または必要に応じて生検や処置を同時に行います。
4.お迎え
麻酔からしっかり覚め、点滴をした後、夕方のお迎えになります。当日中に画像所見についてお話ししますが、後日詳しくご報告させていただくことがあります。
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追加検査内容
addition examination
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体表の腫瘤やリンパ節、各臓器に小さな針を刺して細胞を採取し、顕微鏡で評価する検査です。採取された細胞から、一部の病気では診断に有用な情報を得ることができます。
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鼻腔内病変の組織を生検鉗子で一部採取し、組織を標本にして調べる検査です。組織構造を残したまま、評価できるため、確定診断につながる情報が得られ、診断と治療方針を立てることができます。
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慢性鼻炎の子に対して、物理的に鼻腔内を洗浄することで鼻汁を取り除き、鼻炎の症状を緩和させます。
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歯牙疾患に関連した症状を認めてい場合、歯の処置を行うことで症状が改善されます。
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消化管の内側を観察し、同時に消化管の組織を生検することで診断につながる情報が得られます。
代表的な疾患
disease
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![](https://chibaseaside.com/wp-content/uploads/2023/08/肺腫瘍.png)
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当院では80列マルチスライスCTを使用し、全身造影CT検査(全身造影後3相撮影)を行っております。
画像データと所見については後日、ご紹介いただいた主治医様にメールにてお送りいたします。
開業医様へ