緑内障の治療について - 千葉seaside動物医療センター|習志野市津田沼の動物病院(千葉シーサイド)

緑内障の治療について

消化器科 鈴木 優生
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ゲンタマイシンの硝子体内投与

対象と方法

108頭(108眼)の緑内障(慢性期)の犬に対してゲンタマイシンの硝子体内投与を実施。

※対象条件:内科治療に反応しない/視覚喪失していること/原因は原発or続発問わず

※ゲンタマイシンと同時に76頭(70.4%)でデキサメタゾン、28頭(25..9%)でトリアムシノロンを併用

成功の定義は、最終診察時の眼圧が25mmHg以下または投与後3ヶ月以上経過した時点で眼圧降下剤を使用していないこととした。

結果

⚫︎成功率は95%

⚫︎12頭で2回目の投与が必要(投与までの平均日数208±157日/範囲:35-551日)

⚫︎4頭で3回目の投与が必要(投与までの平均日数308±111日/範囲:181-422日)

⚫︎合併症として眼球瘻(59.2%)、角膜浮腫(25.9%)、潰瘍性角膜炎(22.3%)、結膜出血(9.2%)、前房出血(8.3%)、白内障(6.4%)、眼内炎(3%)

結論

内科治療に反応しない慢性緑内障に対しては術後合併症の少ない強膜内シリコンボール挿入術や眼球摘出術が治療の第一選択となります。

しかし全身麻酔が困難な場合には、上記のような薬物を用いて眼圧をコントロールする方法があります。比較的合併症が多い施術ではありますが、眼圧コントロールに関しては成功率が高いため時には有効な治療法となり得ます。

Point

ゲンタマイシンの硝子体内投与は

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Point

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(ダミー文章)本研究には、OAで来院した猫をプロスペクティブに組み入れし、多施設共同、無作為二重盲検、プラセボ対照試験で実施した。組み入れ条件は生後6か月以上、体重2.5kg以上の猫でOAの臨床症状があり、少なくとも2関節以上にX線検査によるOAの所見が認められることとした。また、慢性疾患(慢性腎臓病を含む)が安定している猫も組み入れ対象とした。

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有効性の評価はCSOM(Client Specific Outcome Measures)を用いて実施し、Day56の時点の治療成功率を主要エンドポイントとした。また、二次エンドポイントはDay28とDay84の治療成功率、Day28, 56, 84の飼い主評価、獣医師による整形外科評価とした。

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有効性の評価はCSOM(Client Specific Outcome Measures)を用いて実施し、Day56の時点の治療成功率を主要エンドポイントとした。また、二次エンドポイントはDay28とDay84の治療成功率、Day28, 56, 84の飼い主評価、獣医師による整形外科評価とした。

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有効性の評価はCSOM(Client Specific Outcome Measures)を用いて実施し、Day56の時点の治療成功率を主要エンドポイントとした。また、二次エンドポイントはDay28とDay84の治療成功率、Day28, 56, 84の飼い主評価、獣医師による整形外科評価とした。

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Spotlight

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参考文献情報

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投稿者プロフィール

投稿者
鈴木 優生 Yuki Suzuki (消化器科)
猫のOAの研究において、疼痛評価はプラセボが高く出やすい傾向にあり、今回の研究でも同様にプラセボ効果は高くでています。
これは複数の研究における猫の鎮痛剤の研究と一致しています。その理由はいくつか考えられますが、主なものの1つとして、人が自分の猫をこのような方法で評価することに慣れていないことが多いということにあります。

本試験とは別に実施したパイロット研究では、プラセボ効果もかなり高かったのですが、飼い主が自分の猫がどんな治療を受けたと思うかを尋ねたところ、プラセボ群の人は約50%の確率で正しかった(プラセボと回答)ことが、注目すべき点のひとつです。
これは確率論からしても50%になり得ます。一方で、治療群では83%の確率で正しい答え(治療群と回答)が返ってきており、より効果を実感できていることがわかります。
今回はプラセボ効果が出やすい長期の試験でしたが、それでもフルネベトマブ群でプラセボ群と比較して有意な改善効果が確認できたことは評価でき、猫の慢性疼痛治療における魅力的な選択肢となると思います。
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