〔腫瘍科〕犬の乳腺腫瘍 – 千葉seaside動物医療センター|習志野市津田沼の動物病院(千葉シーサイド)
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動物の病気について

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  • [腫瘍]

    〔腫瘍科〕犬の乳腺腫瘍

    犬の乳腺腫瘍は,女の子で最も多く認められる腫瘍で高齢(10〜11歳くらい)で起こります.

    乳腺腫瘍の発生は女性ホルモン依存性ですので,幼いうちに避妊手術をすることで,乳腺腫瘍の発生を減らすことが可能です.犬の乳腺腫瘍は良性腫瘍の方が多く,早期の手術で根治することがほとんどです.確率的に言えば約75%以上が手術のみで根治が期待できます.

    避妊手術 予防効果

     

    【診断】

    触診で,乳頭周囲の乳腺組織に発生する腫瘤を確認します.

    ▶︎▶︎TNM分類と臨床病期の判定を行います

    T(乳腺腫瘍の大きさ)や,N(リンパ節転移の有無),M(遠隔転移〈主に肺転移〉の有無)を評価することで,治療目的を明確にし治療方針を決定します.

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    【治療】

    の乳腺腫瘍はほとんどが悪性なので,早期に積極的な治療(片側ないし両側の乳腺全切除)が必要になります.一方ででは,良性の乳腺腫瘍も多く存在するため,乳腺腫瘍を切除する必要があるのか?という疑問が生じます.しかし,確定診断には腫瘤切除(細胞診ではなく病理組織学検査)が必要であり,また乳腺癌の多くが良性腫瘍の悪性転化によって生じていることも明らかにされつつあるため,見つかった腫瘤に対しては早期切除を原則にしています.また,腫瘍サイズが大きくなればなるほど,悪性腫瘍の割合が高くなり死亡リスクが高くなるため,これも早期切除が望まれる理由のひとつです.

    犬の乳腺腫瘍 悪性度 割合乳腺腫瘍サイズと予後

    外科手術

    犬の乳腺は左右に5対の乳頭をもちます.切除する範囲により,単一乳腺切除,領域乳腺切除,片側乳腺全切除,両側乳腺全切除があります.

    ▶︎▶︎良性の可能性が高く,また高齢の症例では単一乳腺切除や領域乳腺切除などのより負担の少ない手術で対応することもあります.手術前に良性か悪性かを正確に予測するのは不可能ですが,予測の指標となるのが腫瘍のサイズです.

     

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