千葉シーサイド動物病院

神経疾患
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〔神経科〕抗てんかん薬の血中濃度

抗てんかん薬が効いているかを客観的に数字で判断するために行います。

また、効きすぎていないか(中毒の恐れがないか)も知ることができます。

この結果や発作の状況、一般血液検査結果などを基に、その後の投薬プランを

決める大事な指標となります。

濃度が低くて発作が起きており体調もいいようなら投薬量をあげたりします

し、濃度が高くて発作が起きているようなら別の投薬を考慮したりすることが

できます。

いつ測定するかは抗てんかん薬の種類にもよりますし、中には測定でき…

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〔神経科〕発作性ジスキネジア

発作性ジスキネジアは突発的な行動異常のことで、発作的にしか神経徴候が見られない病気です。診断される機会が増えては来ましたが、近年の獣医の文献での情報量に乏しく、てんかん性発作と勘違いされることが非常に多いです。

ジスキネジアとは不随意運動の一種で、発作の最中は周囲の刺激に対して完全に反応しており、意識状態は正常であることが特徴です。発作自体は数分〜数時間続くこともあれば、1日に何回も起きることもあります。

発作性ジスキネジアは大脳基底核と小脳の一部の機能不全により起きているのでは無い…

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〔神経科〕脳腫瘍

獣医領域でのMRI、CTの普及により脳腫瘍の診断率はかなり向上してきました。ある統計によると犬の脳腫瘍の発症率は人間よりも何倍も高いそうです。そう考えると決して対岸の火事ではありません。

脳腫瘍には大きく分けると3種類あります。一番一般的なのは脳実質自体の腫瘍、脳周囲にある組織が腫瘍化し脳を圧迫する腫瘍、そして他臓器腫瘍が脳への転移です。

発症は、年齢ともにリスクは上がります。ほとんどの場合では5歳以上と言われています。犬では9歳半、猫では11歳で最も多く診断されているというデータが…

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〔神経科〕脳卒中

近年まで犬猫の脳卒中はかなりレアな疾患と考えられていましたが、MRIやCTが身近になったため診断される機会が増えてきました。脳卒中もしくは脳血管障害による神経徴候は、脳への血流が減少した時に見られ、原因は2タイプに分けられます。1つは虚血、もう1つは出血によるものです。

脳への血液循環に異常を来すと、ある部位に虚血が起き脳梗塞を引き起こします。塞栓や出血がどこに起きているのか、なぜ起きてしまったのかを探る(基礎疾患を見つける)必要が出てきます。

犬猫の虚血性脳卒中の神経徴候は人間とは…

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〔神経科〕眼振と捻転斜傾(前庭障害)

バランスを司る前庭系の異常により引き起こされる神経徴候です。さっきまではなんとも無かったのに、急に眼が揺れ始めて首を傾げるような姿勢になると言った経験はありますでしょうか?これらが眼振と捻転斜傾です。千鳥足(ふらつく)になる、すぐに倒れる、壁つたいに歩く、その場でグルグル回るなど歩き方にも異常が出ることが経験上多いです。

前庭は末梢性と中枢性に分かれ、どちらに病変があるかで治療プランも大きく変わることも少なくありません。炎症、腫瘍(腫瘤)、外傷、梗塞、特定の栄養欠乏(代謝性)、レアではあり…

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〔神経科〕脳炎(特に原因不明の髄膜脳炎:MUOについて)

MRIの普及により犬猫の脳炎を診断される機会がかなり増えてきました。犬の方が猫より脳炎に罹ることが多いです。しかし詳しくどの脳炎かを分類し確定診断をつけるのは困難なのが現状です。脳炎の一般的な原因は免疫系の異常と言われており、犬猫共に脳炎の原因の大半を占めます。感染性脳炎もありますが、日本でそれが原因になることは一般的では無いかと思われます。

脳炎の症状は様々で、“この症状が出たら脳炎だ”という特徴的な例を挙げられません。発作、歩様異常、捻転斜傾、姿勢異常、起立困難・・・など代表的な神経徴…

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〔神経科〕キアリ様奇形と脊髄空洞症

キアリ様奇形と脊髄空洞症は同時に発生することが少なくありません。これらは日本ではトイ犬種、小型犬全般、キャバリアで多く認められます。前者は後頭骨の奇形のことで、後者は脊髄実質内に液体で満たされる空洞または腔を形成する病気です。キアリ様奇形に関連して脊髄空洞症が発生すると考えられています。

神経徴候として代表的なのが頚部の疼痛/知覚過敏です。皮膚病変を認めずに特定の箇所(多くは頚部)に触れただけで引っ掻く行動が見られます(Phantom scratching)。他には四肢不全麻痺や側弯なども…

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〔神経科〕COMS(尾側後頭部奇形症候群)

砕けた表現をすると、頭蓋骨の後ろの形や第1、2頚椎の形が異常を伴っていることを指します。なので、一概にこの奇形がCOMS!とは言えません。

COMSが認められる場合は、骨自体が脊髄を圧迫していたり、脊髄の病気を併発していたりすることが多いです。症状を示さないことも多いため、他のことでMRIを行った際に偶発的に見つかることも少なくありません。

本国ではほとんどが小型犬種で発症します。主な神経徴候は歩様異常、知覚過敏、頸部の引っかき行動、側弯、斜頸、振戦…

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〔神経科〕水頭症

水頭症から連想されるイメージとしては頭の丸い小型犬種、頭に水が溜まっている、生まれつきだからやれることが無い、が挙げられると思います。実際に頭が丸い犬種に多いですが生まれつき水頭症である子はあまり多くない印象を受けます。

水頭症に特徴的な症状はありません。様々な神経徴候を呈するため、一概に“この症状”が出たから水頭症、とは言えないのです。無症状のことも多いです。なので、他のことでMRIをして偶発的に見つかる…

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〔神経科〕椎間板ヘルニア

人間でも馴染みが深い病気だと思います。椎間板ヘルニアと聞くと腰を連想しがちですが、実は首でも起こることが多い病気です。ダックスを始めとする小型犬種で非常に多く見られます。本国では小型犬種がかなり多いため、遭遇率は高いです。

椎間板ヘルニアは軽症なものもあれば重症なものもあるため、一概に同じ症状で同じ見た目とは言えません。そのため治療プランや生活指導は多岐に及びます。

一般的には歩けなくなった、もしくは歩き方がおかしくなったことで気がつき来院され、検査…

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